渡哲也(73)が急性心筋梗塞で6月10日に緊急入院、手術し、現在、リハビリ中だということが17日、分かった。同日に神奈川県内の総持寺で営まれた故石原裕次郎さん(享年52)の二十九回忌で発表された。体調の不調を訴え、病院に行って心電図を撮ったところ、心筋梗塞が判明し、そのまま入院。現在は退院し、自宅で静養しているという。経緯について、舘ひろし(65)らが説明した。

 舘 (今は)いたって元気です。先月10日、急性心筋梗塞になりまして。自分で調子が悪くて病院に行ったら、ヘタしたら死に至る状況でした。約1カ月入院。退院しまして、昨日話しましたら、妻にいじめられながらリハビリしています。入院が長かったので、足が弱っている。苦しかったらしい。痛みは強いようで…でも我慢していた。心電図を撮ったら分かった。

 法要では、石原プロモーション会長のまき子夫人から「渡哲也さんが、ちょっと体調を崩され、今は元気で静養されていますが、大事な大事な渡さんですので、ご静養いただいた」と説明があった。渡からは「今回、法要に出席できなかったことは申し訳ない。心から感謝の気持ちを伝えてほしい」と話があったという。

 神田正輝(64)は「入院してしばらくしてから聞いた。病院には誰も行っていない。本人は気丈にしていると聞いている」と、見舞いには誰も行っていないと説明。舘は「ご迷惑がかかるから来るな。私が呼ばれるのは本当にまずいか、退屈しているか」と話した。