土屋アンナ(32)が8月にシェークスピア舞台「リア王」(10~14日、東京・三越劇場)に出演することが18日、分かった。

 土屋は13年に舞台「誓い」の稽古中に降板し公演中止となり、舞台プロデューサー甲斐智陽氏が3000万円の損害賠償を求め提訴。今年1月の判決で土屋が勝訴した。降板後、初の舞台となり、リア王(横内正)を邪険にする長女ゴネリル役。関係者は「判決後に依頼した。華やかで表現力もあり、役にあっている」。この日、控訴審第1回口頭弁論が東京高裁で行われ、土屋と、「裁判後の発言で心証が悪くなるので出廷を止めた」(代理人)という甲斐氏は姿を見せなかった。甲斐氏は本紙の電話取材に「ドタキャンせず、最後まで頑張って」と話した。