俳優の市原隼人(33)が、映画「ヤクザと家族 The Family」(藤井道人監督、29日公開)で共演する俳優の綾野剛(38)に「救われた」とし、感謝をつづった。

市原は23日、インスタグラムのストーリーズを更新し、綾野が撮影した自身の写真をアップ。「正直、役者として迷子になっていた。無我夢中になり何かを追いかけても遠くなっていく情熱と、人間臭さも無くぶつかる事から逃げていく色んな背中を見るたびに悲しさが増していた」と書き出し、「綾野剛に逢ってそんな全てから救われた気がした」と続けた。

「ほら、作品が出来上がる裏側は皆んな見れないでしょ …これを見てる人には届いて欲しい。剛君の優しさや愛や強さを。この作品には並じゃない想いがあり、カメラに映らない所で何度も涙を流した」と市原。「鳥肌がたつ程、本気で馬鹿正直に向き合って下さり、子供の様に純粋に物作りを一緒に楽しめた事を心から感謝しています。…そんな人が撮ってくれた写真。宝物です」とした。