市川猿之助(45)が20日、東京・池上本門寺で、「六月大歌舞伎」(同3日初日、歌舞伎座)で上演する「日蓮 -愛を知る鬼(ひと)-」の取材会に出席した。

日蓮宗の宗祖、日蓮の青年期を描く。猿之助は「日蓮さんが生きた時代は、蒙古襲来、疫病といろいろなことがあった。目の前で死んでいく人を見て、現世にこそ極楽浄土がなければならないと理想に燃えた人」と話し、物語の背景とコロナ禍の今が重なるとした。宙乗りなどの大がかりな演出や舞台装置は感染対策上ないが、猿之助は「心に染みる芝居をしたい」。