9人組ガールズグループ、NiziUが“いい虹の日”にあたる今日24日、ファンへの感謝の思いを込めた、初のアルバム「U」を発売した。デビュー1周年前だが、収録した全12曲中、10曲がタイアップという“最強アルバム”。このほど、日刊スポーツなどのインタビューに応じた。【佐藤勝亮】

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今作では、新しいNiziUの姿が見られるという。初のミディアムバラード「9 colors」「Twinkle Twinkle」にも挑戦した。

NINA(16) 私たちが今まで、すごくかわいい元気なコンセプトでやってきたと思うんですけど、今回はちょっと違って。ちょっと大人っぽい、ゆっくりなミディアムバラードだったり、今回のタイトル曲(「Chopstick」)もかわいいコンセプトでも、かっこいいコンセプトでもない「NiziUのコンセプト」っていう感じの曲になっているので、そういうところで新しい姿を見られると思うので、期待していて欲しいなと思います。

RIO(19) NINAと同じような内容なので…(笑い)。今まで私たちがかわいらしくてパワフルな雰囲気の楽曲が多かったんですけど、やっぱりメンバーも待望のミディアムバラードの曲調だったりとか、タイトル曲の「Chopstick」も、多分あまりみなさんが聞きなじみはある楽曲だけど、「そういう風に編集してくるんだ」ってきっとなるんじゃないかな? とも思うので、すごくなんかジャンルにとらわれない楽曲が多いので、また違ったNiziUって私たちは言っています。

MVの撮影や、レッスンは韓国で行った。リード曲「Chopstick」は、J.Y.Park氏が作詞・作曲を手がけた渾身(こんしん)の新曲。初のアルバムで緊張しているメンバーを、Park氏は優しく包み込んだという。

MAKO(20) 私なんですけど、今回「Chopstick」のサビを任せていただいて。私の歌い方が、強く歌うことが結構難しくて。今回、レコーディングする時に、この曲自体が本当に面白い、ちょっとコメディーな曲の感じなので、「面白く歌ってみて」ってアドバイスをいただいたりとか。直接レコーディングの時に(声の)出し方だったりとかを教えていただいたりてして。すごく楽しくレコーディング出来ました。

MAYA(19) 私がすごく、ファーストアルバムということで緊張していて。レコーディング前にも手が震えちゃったりとかしていたんですけど…。レコーディングする前にJ.Y.Parkさんが、なんか「緊張しなくていいよ」って温かい声を掛けてくださったり。レコーディング中も、ちょっと声が出なくなってしまった時とかに、なんか褒めてくださって。私の緊張をほぐしてくださったりとか、すごいやりやすい環境のなかで本当に一生懸命接してくださったので、その温かさをすごく感じました。

RIKU(19)は9人の中で、ミディアムバラードを待望していた1人だ。「9 colors」では、アドリブを任され、伸びのあるきれいな高音を奏でている。

RIKU 本当に今まで“かわいくて、エネルギッシュなNiziU”って感じだったんですけど。本当にいつか「ミディアムバラードやりたいなー」ってみんなで話していて。こんなに早くミディアムバラードを出せることができて、すごくうれしかったです。あとはなんか「9 colors」とか、本当にちょっと洋楽っぽい感じのミディアムバラードなんですけど、すごい私は個人的に好きで、アドリブもさせていただいて。みなさんや、メンバーも褒めてくれて率直にうれしかったんですけど(笑い)。また新たな1面をみなさんにお見せできるんだなって思うとすごくうれしいですし、これからも頑張っていきたいなって思います。