シンガー・ソングライター山下達郎(73)がテレビ朝日系「EIGHT-JAM」(日曜午後11時15分)に出演。レコーディングについて語った。
山下は37年ぶりとなる待望のライブ・アルバム「JOY2」を14日に発売する。4年ぶりに番組のインタビューに答え「やっとこさって感じですよね。まあ怠け者なんでね…(笑い)。冗談です。最近シャレ通じないんで。まあ本当にやっとです」とお茶目に語った。
Penthouseの大島真帆から「新曲をレコーディングされる際、将来的なライブアレンジを見越した上で音を作られることはあるのでしょうか?」という質問をされた。
山下は「難しい(笑い)。僕の場合1人で作っているので、作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱。レコーディングのときから細かいところまで全部見えてる。それをライブでどう再現するかっていうのはおのずと決まってくる」と語った。
「ライブとレコーディングの演奏形態が全く違うっていう人いるけど僕は基本的にレコード出している以上レコードに近い音像を作る。僕らの世代ではプロになったら一番最初にやることはライブ。ライブが積み重なってレコード会社が寄ってきて契約する。アルバムの1枚目とか2枚目とかライブで演奏している曲をレコーディングする。今はそれは変わってきてデジタルミュージックもある。スタジオの中で作ったものを“ライブでどう表現するか”という逆の方法論もあるが、僕らの時代そんなの無い。必ずライブの再現性を最初は意識して作っていたんですけど…。例えばシングルに締め切りがすごくタイトだとそんなこと考えてられないじゃないですか。あとタイアップは相手の音像に合わせなきゃいけない。例えば『高気圧ガール』。(全日空沖縄旅行キャンペーンソング)テーマがあってそれを書かなきゃいけない場合、ライブの再現性はある程度犠牲にしなきゃならないものもある。(ライブで)演奏不可能な曲も何曲か出てくる。なるべくライブで再現可能な形で初めから考えるのは癖っていうか。昔の人はみんなそうです」と解説した。



