演歌歌手辰巳ゆうと(28)が16日、大阪市の近鉄大阪上本町駅コンコースで、天王寺署の一日警察署長を務めた。特殊詐欺被害防止キャンペーン「辰巳ゆうと STOP 特殊詐欺!~安全・安心・天王寺!~」に参加し、被害防止を呼びかけた。

辰巳は18日から11月5日まで、大阪・新歌舞伎座(大阪市天王寺区)で上演される「松平健×コロッケ 45周年特別公演」に出演する。

この日はけいこを前に、舞台で演じる火消しの長三郎の衣装で駆けつけた。委嘱状を受け取ると「急に署長と呼ばれるのもすごく違和感があるんですが」と切り出し、「学生時代からずっと遊んでたこの天王寺区の警察署長に任命していただけること、本当に光栄に思います」と喜んだ。

火消し役とあって「どちらかというと消防署長向きなんかなと思ったんですけど」と笑いを誘った。自身をあしらったうちわやクリアファイルなどの啓発グッズについては「ただ、持って帰るだけじゃなくて、ちゃんと詐欺に遭わないように気をつけてください」と呼びかけた。

会場には多くのファンが集まり、自身になりすましたSNSのダイレクトメッセージ(DM)にも注意を促した。「辰巳からDMが来た、返信しようとする方もいらっしゃるかもしれないですが、みなさん安心してください。僕からみなさんにメッセージを送ることは絶対にありませんから」と強調した。

さらに「夢をこわすようで申し訳ないですが、ちょっとした違いのアカウントが増えている」と指摘。「そっくりのものもあるのでお気を付けてください」と訴えた。