気象庁は16日午後0時40分ごろ、北海道から東海地方に強い揺れが起きるとして一時、緊急地震速報を発令したが、その後、速報を取り消した。
テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)ではちょうど、米トランプ政権の新たな報道官についての企画を放送していたが、緊急地震速報の発令を受けて放送内容を変更し、地震に関する情報に切り替えた。その後、取り消しの発表を受け、MCの大下容子アナウンサーは、「緊急地震速報を気象庁が発表しましたが、強い揺れは観測されませんでしたという気象庁からの情報です」と伝えた。
番組にリモート出演した元気象庁長官の西出則武氏からは、震源が日本から遠く、北海道や本州に強い揺れをもたらすような地震ではなかったのではないかとの見解が示された。大下アナは「緊急地震速報取り消しというのは今まであまり聞いたことがないのですが、今後、原因が気象庁から発表されることになるのでしょうか…」と困惑気味に語り、西出氏からは、これまでまったくなかったわけではないが「研究が進んで改善されて、ほとんど(誤報は)なくなっているはずですが、今回はどういう理由なのか、カバーしきれなかった何か抜け穴があったのかもしれないが、そこはなんとも言えない」と、限られた情報の中での見解が示された。
番組ではエンディングで、日本時間の午後0時35分ごろ、ロシアのカムチャツカ半島付近で、マグニチュード6・9の地震があり、震源の深さは143キロだったとの情報を伝え、そのままこの日の放送は終了した。



