シンガー・ソングライターの山下達郎(73)が、18日放送のテレビ朝日系「EIGHT-JAM」(日曜午後11時15分)に出演。ライブのステージ演出について語った。

プロのアーティストの質問に、山下が音声コメントで回答した。Omoinotakeのボーカル藤井怜央が「プロとして長く続けるには?」という趣旨の質問をした。

山下は「音楽っていうのは、元々付帯的な要素がすごく大きいんですよね。聴覚って、ものすごく脆弱なメディアで、視覚の方が強いんですよね。だから本を読みながらレコードを聴いても頭に入らないし。映像が出てくると音楽というのは添えものになっていくっていう」と話した上で「なるべく音楽に集中させるためにはどうしようかなって。集中してもらうためにはどうしたらいいか、ということを考えると、今の僕の形態としては、ホールのレベルで火を出さない、煙を出さない、あんまり大仰なセットが音楽に勝つような形はしない…。ダンサーは出さないとか、純粋に音楽に集中する」と明かした。

「一番近いのは寄席ですね…落語家の独演会。1人きりでしょ? 僕の大の仲良し(立川)志の輔さんの言葉で有名なのが『1人きりで、ここにキングコングがあると言ったらキングコングが出てくるんだ』っていうね。その形っていうのが、芸能の理想だなと思っているんです」と語った。