フジテレビ系「クイズ！ヘキサゴン２」（水曜午後７時）から始まった、“おバカブーム”がついにドラマにまでなった。おバカトリオ羞恥心のつるの剛士（３３）上地雄輔（２９）野久保直樹（２７）が主演する同局系「お台場探偵羞恥心ヘキサゴン殺人事件」（８月６日午後７時放送）の制作発表が９日、ロケ先の千葉・君津のアクアマリンスタジオで行われた。

　デビュー曲「羞恥心」に続く第２弾「泣かないで」がヒット中の３人。演じるのは、そのものズバリの羞恥心自身。番組収録中に出演者であるラサール石井（５２）が殺されているのを目撃して、事件に巻き込まれるサスペンスコメディー。上地の高校時代の先輩で元野球部マネジャー、現在はラサールのマネジャー役で釈由美子（３０）が出演する。

　つるのは「もともと、僕たちの本業は俳優。初めて一緒に芝居をしてみて、すごいなと思った。楽しくやらせてもらっています」。釈とのラブシーンもある上地は「みんなが見ている前でやると、親の前で、お遊戯会をやっているようで恥ずかしかったです」。野久保は「芝居中は役者の顔なんですが、カットがかかるといつもの顔に戻る。オン、オフの切り替えがうまいですね」と話した。

　回想シーンで三つ編みのセーラー服姿を披露する釈は「３０歳にして初の女子高生シーン。どんな罰ゲームなんだろうと思いました。『あけみ』という役名なので、上地さんに『しゃけみ』さんとか呼ばれて恥ずかしい」と語った。