気象庁は30日、富士山(3776メートル)で初冠雪を観測したと発表した。上空に寒気が流入し、富士山周辺の気温が下がった。今季から気象レーダーなどによる観測に切り替えており、目視観測だったこれまでと単純な比較はできないが、平年(10月2日)より28日遅く、昨年(10月23日)より7日遅い。麓の山梨県富士吉田市も「初雪化粧」を宣言した。
富士山の初冠雪はこれまで、甲府地方気象台の職員が目視で観測していた。担当者によると、精度向上と職員の負担軽減を目的に、レーダーや気象衛星ひまわりなどによる観測に切り替えた。
気象庁によると、午前8時にレーダーが1センチ以上の積雪を解析した。山頂の同時刻の気温はマイナス6・3度だった。
富士吉田市の職員は午前8時ごろ、山頂付近の雪化粧を目視で確認した。市は「これからますますきれいに雪化粧していく姿をお楽しみください」とコメントを出した。(共同)

