若狭勝衆院議員、細野豪志元環境相らが24日夜、都内で会合を開き、近日中に結党会見する小池新党の主要メンバー7人が出席した。2人のほか衆院議員の笠浩史氏、長島昭久氏、木内孝胤氏、参院議員の行田邦子氏、松沢成文氏が参加。

 会合は約3時間に及んだが、党名や代表は決定していないという。若狭氏は今後について「26日か27日に会見をする」と話した。追加メンバーについては「何人とは言えないが、現職議員数人とも協議はしている。資質、気力、能力のある人で検討する」と述べた。

 細野氏は「党をつくるには綱領や規約が必要。今日の会議ではその方向性ができたので、いい時間になったと思う」と胸を張った。また「民進党関係者の入党もゼロではない」と明かし、この日の参加者以外にも結党会見に出席する議員がいる可能性を示唆した。

 この日は福田峰之副内閣相が自民党を離党して、小池新党からの立候補を表明。日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は小池百合子東京都知事と会談を行い、新党に合流する考えを伝えるなどの動きがあった。報道陣から、選挙前の駆け込み寺のようだとの指摘を受けたが、細野氏は「いろんな人からアプローチがあったが、政策面の説明をしっかりしている。最終的な新党への参加は、理念と政策の確認が必要。間違っても選挙目当てにするべきではない」と話した。