若手弁護士とのダブル不倫疑惑で民進党を離党し、愛知7区から無所属で出馬した山尾志桜里氏(43)が自民前職、鈴木淳司氏(59)の一騎打ちを制した。

 9月初旬に週刊文春に疑惑が報じられ、内定していた党幹事長への起用が見送られた。

 当選を確実にし会見で山尾氏は疑惑について「必要な説明はし、公私のラインを引き、その上で公の山尾志桜里としては消費増税、憲法9条の改憲について自分の意志を明確に示し、一定の信任を得たと思っている」と話した。

 会見では「文春砲」の直撃を受けた。「週刊文春です」と記者が名乗ると、支援者がつめかけた会場はどよめいた。「なぜ指輪はされていないのですか?」に選挙事務所は再び、どよめいた。