小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が、7月の都議選後、初めて地方選に候補を擁立して注目を集めていた、東京都葛飾区議選は13日、開票(12日投票)された。

 定数40に対し、59人が立候補。都民ファは、公認候補5人を擁立したが、1人しか当選できなかった。

 「姉妹政党」の希望の党が衆院選で失速したのに続き、小池系勢力は7月の都議選で圧勝したはずの東京都内の区議選で、惨敗する結果になった。

 当初、都民ファの公認を得ながら辞退して出馬した女性候補は当選。また、同様に公認を辞退し、小池氏や都民ファとたもとを分かった音喜多駿都議、上田令子都議が応援した男性候補も当選した。

 音喜多&上田コンビが支援した別の女性候補も、当選した。

 今回の結果は、小池氏や都民ファの今後に影響する可能性がある。