英国時間の27日、英国のヘンリー王子(33)が米女優メーガン・マークルさん(36)との婚約を発表。交際1年半になる2人は、今月初めにロンドンで婚約したことが明らかになった。挙式の時期は来春と報じられているが、まだ明らかにされていない。

 米情報サイトE!などによると、公式発表後、ケンジントン宮殿の外で行われた報道陣による撮影インタビューで、今の気持ちを聞かれたヘンリー王子は、「興奮してます。雨じゃなくてとてもうれしい!」と答え、マークルさんも「とてもハッピーです」と答えた。

 王子はインタビューで、マークルさんとは昨年7月、共通の友人の紹介で知り合い、10月ごろから交際をスタートしたことも明かした。彼女こそ結婚相手だと思ったのはいつ頃か?との問いに、王子は、「出会った時からです」と答え、一目ぼれだったことを明かした。

 2人の婚約については、エリザベス女王夫妻、チャールズ皇太子、ウィリアム王子夫妻ら家族全員が大喜びで祝福しているという。婚約指輪は王子自らがデザインしたもので、2人の思い出の場所であるボツワナ産のダイヤに母ダイアナ妃の形見から取ったダイヤが2つ付いているという。マークルさんは、「ハリーの思慮深さを物語った指輪です。お会いすることができない彼の母が、私たちの一部だと知ることは大事です」と語った。

 ダイアナ妃が生きていたら、マークルさんのことをどう思うか?との質問に、王子は、「間違いなく、2人は大の仲良しです。母は大喜びで、飛び跳ねていると思う。メーガンとは大親友になっていたはずです。おめでたいニュースを母と分かち合いたかった」と答えた。(ニューヨーク=鹿目直子)