麻生太郎財務相は17日の麻生派会合で、50年の朝鮮戦争発生当時の新聞報道が不十分だったと主張し「新聞なんてのは、その程度のものだと思った方がいい」と主張した。

 「(今の)日本を見ていると、国会の話しか出てこないが、世の中はインターナショナルな話が極めて大きな要素だ」とも述べた。当時の日本は連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策下にあり、自由な報道がしにくかったとされる。16日には北朝鮮の政府専用機をからかう発言をしたが、韓国・聯合ニュースは「妄言製造機」の見出しで、麻生氏を批判した。