立憲民主党の辻元清美国対委員長は26日、東日本大震災での交通被害をめぐり、事実誤認の発言をした桜田義孝五輪相について、不信任決議案の提出を検討する意向を表明した。「いつ出すか、タイミングを計らないといけない。(桜田氏は)まったく任に値しない」と述べた。今後、野党で提出の時期を探るが、4月以降の提出が有力視される。

桜田氏は失言や問題発言が相次いでおり、「大臣の資質」が問われている。一方、審議が続いてきた19年度予算案は今日27日、参院予算委員会での採決を経てその後の本会議に緊急上程され、可決、成立する見通しとなった。