会社法違反(特別背任)などで起訴された、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が4日、オマーンの代理店側に日産の資金を不正送金した会社法違反(特別背任)容疑で、東京地検特捜部に4度目の逮捕をされた。

ゴーン容疑者が同日早朝、都内の制限住居で逮捕状を執行されて、東京地検に移送された際に乗せられた車は日産「セレナ」だった。インターネット上では

「ゴーンが運ばれたのはセレナ。やっと日産車がきた」

「日産の車に乗せられてゴーンさんは逮捕された」

「ゴーン容疑者の再逮捕に日産車を使ったのはワザとか?」

「東京地検特捜部は狙ったのか?」

「地検の車がNISSANN…やったな」

などのツイートが相次いだ。

ゴーン容疑者が逮捕後、公の場で乗った車は日産以外のメーカーの車が多かった。3月6日に保釈されて東京拘置所から出た際、乗っていた車は、スズキ「エブリイ」だった。その後、高野隆弁護士の東京・千代田区内の事務所に入り、午後8時15分過ぎに出発して都内のホテルに入った際に乗った車はトヨタ「アルファードハイブリッド」だった。「アルファードハイブリッド」は、その後も都内の制限住居から出掛ける際、たびたび乗っていた。

ツイッター上では「保釈はスズキ車、再逮捕は日産なんてかわいそう」という声もあった。