東京都の小池百合子知事は11日、都の受動喫煙防止条例の全面施行と国の健康増進法が改正される4月1日から、すべての施設で屋内が原則禁煙となるのを前に都内の麻布十番商店街を訪れ、PR活動を行った。

すでに店内の全面禁煙に踏み切っているそば店やおでん店などを視察したほか、歩行者にPRグッズを配布。今夏に東京五輪・パラリンピックを控える中、小池氏は「大会のホストシティーとして受動喫煙の防止を進めていきたいし、東京の取り組みを世界の方々にも知ってほしい」と述べた。4月1日以降は、基準を満たした喫煙室でだけ喫煙可能となる。