シャープが21日、自社生産した不織布マスクを同社のインターネット通販サイト「シャープ ココロストア」で発売したところ、販売スタート時刻の午前10時前から同通販サイトがつながりにくくなった。
ネット上では「シャープマスク繋がらない」「サイトにも入れない」などの声があふれた。同社広報はこの日昼すぎ、日刊スポーツの取材に販売状況などを含めて「調査中です」とした。
また、インターネットをつないで同社製品を「IoT(モノのインターネット)」で操作するサービスも、アクセスに一部障害が起こっている。同社によると、それぞれのサービスでネットワークを共有する部分もあるといい「マスク販売が何かしらの影響を与えている可能性はございます」としている。
同社のマスクは、1箱50枚入で3278円(税込み)。別途、送料が660円かかる。1人1箱で、購入後、3日間は再購入が不可能だという。購入には会員登録が必要だが、前日からアクセス過多になっており会員登録もしにくい状況になっていたようだ。
同社のサイトによると当初は1日3000箱を販売、今後は10万箱の販売を目指していくという。また、同社のツイッターによると「5/10までは毎日10時ごろマスク在庫を補充します。逆に言うと、売り切れると翌日までは買えません」と告知している。
シャープは新型コロナウイルスの感染拡大での日本国内のマスク不足を受け、3月からクリーンルームのある三重工場(三重県多気町)でマスク生産を開始していた。
マスクをめぐっては、他のマスク製造業者によるネット通販でも同様の現象が起こっている。「アイリスオーヤマ」は、連日のように午後1時から自社通販サイトで限定販売しているが、同じようにつながりにくい状況だ。購入者によると、「エラーページを何度も更新しながら1時間近くかかって購入できた」としており、購入するにも根気が必要なようだ。

