大阪府の吉村洋文知事(44)が8日、西村康稔経済再生担当相(57)のバトルについて「わだかまりは全然ないです」と終戦宣言した。府庁で記者団の質問の応じた。

新型コロナウイルス対策の「出口戦略」をめぐり、吉村知事が5日、解除の独自基準「大阪モデル」を公表した際、出口戦略を国が示さないと非難。これに対し、西村氏は「仕組みを勘違いしており、強い違和感を感じる」と不快感を示し、バトルが発生。6日夜、吉村知事が自身のツイッターで西村氏に謝罪した。

その後、吉村知事の携帯電話に西村氏から着信があったという。吉村知事は「僕自身はこういう風に考えてますと。国と自治体は協力してやっていきましょうという話をしました」と明かした。西村氏も「言葉のあやがあったが、ぜひそうやっていきましょう」と話したという。

両者の歩み寄りでバトルはスピード決着した。一連の経緯についての「わだかまりは? 全然ないです」ときっぱり話した。両者の歩み寄りでバトルはスピード決着。7日夜に西村氏が「むしろ、絆が深まった」とツイートしたことに対し、吉村知事は「僕も同じです」と話した。