れいわ新選組の山本太郎(45)が15日、都内で会見を開き、都知事選に立候補することを発表した。

山本氏は新型コロナウイルスの影響で行き場を失った生活困窮者に街中で話し掛けたエピソードを披露。「衆議院選挙で私たちが議席を増やせたとしても今、目の前にいる(困っている)人たちをすぐ救えるかと言われたら無理」とした上で「餓死する寸前だった人に対してすぐにでも手だてを打てるなら目の前の都知事選出るでしょ」と出馬理由を明らかにした。

都知事選には現職の小池百合子知事(67)のほか、日本維新の会から推薦を受ける小野泰輔氏(46=前熊本県副知事)、立憲民主、共産、社民の3野党が支援する宇都宮健児氏(73=元日弁連会長)、NHKから国民を守る党の立花孝志党首(52=前参院議員)らが立候補を予定している。