東京都で13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに119人確認され、5日ぶりに200人を下回った。小池百合子都知事が報道陣に明らかにした。

小池氏は「検査の方はこのところはずっと3000件台で進んでいる」とし、「積極的な検査は今も続けているし、これからもしていくということです」。

市中感染には、「いろいろ分析もあるかと思うが、気をつけるべき事だと思います」と話した。その上で、「調査が十分いかないとその分、不明なところがあって、それが不安感をよんでくるという悪循環にならないような、そのことも考えていきたい」とした。

保健所が感染経路不明の感染者を調査し続けることにより、後日明らかになるケースもあるという。一方で、「全然言わない人もいる」と指摘した。これらの傾向は「ずっと続いているので、全体の陽性者数が増えると、調査がなかなかしづらい」と、保健所のバックアップを進めるとした。

休業要請には「(地域ごと、業種ごと、ピンポイントなど)もっとも有効な方法が、なんなのかということを考えていかないと、前の休業のイメージは、非常に全体の負荷が大きすぎるということもあるから、ピンポイントで進めていく」と話した。