前東京都知事の舛添要一氏(72)が、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開閉会式の演出案をめぐる騒動について、女性蔑視発言の責任を取る形で辞任した森喜朗・前組織委員会会長の一件にからめて私見を述べた。

舛添氏は21日、ツイッターを更新し、クリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)がタレント渡辺直美の容姿を侮辱する演出を提案していた問題に言及。「女優の容姿侮辱で退任した佐々木事件、これは森前組織委会長と電通という勝ち組に対する恨み妬みが、森退陣を機に噴き出したもの」との見方を示した。

続けて「改革をするときには、駄目な者は叩き潰すしかないが、こちらが劣勢になると恨みの清算に出る。その手段として文春に情報を売る」と持論を展開。「何も改革しない怠け者が嗤う社会だ」と指摘した。