大阪府は24日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と、262人の感染を発表した。

大阪府の吉村洋文知事(45)が同日夕、府庁で取材に応じ、200人超えに「明らかに感染拡大傾向にある。大きな波の入り口に立っている可能性がある」と強い危機感を示した。

1日当たりの新規感染者が200人を超えたのは国の緊急事態宣言中だった2月5日以来となった。感染の急拡大の要因として「日本全体で緊急事態宣言が解除され、暖かい時期に入り、人間の行動としてちょっと外に出たいということもある。それと年度末は大きく人が動く」と分析した。 さらに「東京、宮城、兵庫など全国的に増加傾向にある。こういうときは、これまでの経験則から都市部では増えやすい傾向にある」とした。