「ゴルフ外交」同席の松山を祝福-。

安倍晋三前首相は12日、自身のツイッターで、米男子ゴルフツアー、マスターズで日本人として初めて優勝した松山英樹の大偉業をたたえた。

「日本人選手がグリーンジャケットに袖を通す。ついにその日がやってきました」と、感慨深そうに記し「松山選手の快挙に心から拍手をおくりたいと思います」とつづった。

安倍氏は首相在任中の2017年11月5日、関係が深かった米国のトランプ前大統領が初めて来日した際、松山、トランプ氏と3人で埼玉県川越市の「霞ケ関カンツリー倶楽部」でゴルフをしたことがある。

実は当日の松山の「起用」は、安倍氏同様に大のゴルフ好きで知られるトランプ氏たっての指名だったとされる。

当日、3人は約2時間、9ホールを回った。日米首脳に囲まれる形で異例の「ゴルフ外交」に同席した松山は当時、両首脳のプレーの際は、じっと見守っていたという。