国民民主党と、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」が24日、東京・新宿で夏の参院選へ向けて初の合同街頭演説会を行った。

国民は東京選挙区(改選数6)に出馬予定のファーストの会の荒木千陽氏を推薦し、ファーストの会は国民の比例代表候補を推薦する。

ファーストの会との連携で初の東京選出の国会議員誕生を狙う玉木氏は「新しい野党像や新しい政党の姿を国民のみなさんに提示をし、具体的な政策を前に進めていこう」などと意義を述べた。荒木氏は「改革中道、ど真ん中の政党が力を合わせて、国を動かしていかなくてはならない。私たちは現場の自治体にいて本当に痛感した」と訴えた。

東京選挙区は全国屈指の激戦区で、立憲民主党の蓮舫前代表代行、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職に、自民公認でアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで新人の生稲晃子氏、新人で大阪市議の海老沢由紀氏らが立候補を予定している。6月22日公示、7月10日投開票が有力となっている。