日本維新の会の松井一郎代表が15日、東京・新宿駅西口、銀座で夏の参院選東京選挙区(改選数6)に公認候補予定の海老沢由紀氏への支援を訴えた。松井氏は新宿でウクライナ情勢に触れ、「攻められない国造り、積極的な防衛体制が必要。日本の周りに核兵器持った国がミサイルを撃つ、他国に侵攻する事実がある」とした。その上で「我々は他国に侵略することは一切、ダメだというルールを作りながら、他国からの侵略は許さない防衛体制、外交の議論をタブーなく、やるべきだ」と安全保障の議論推進を唱えた。

海老沢氏も銀座で「他の政党を見ていると、お花畑の政治家が多い」と批判した上で「私も4人の子どもがいます。将来、もし日本が侵略されて、子どもたちや将来に生きるみなさんが、悲しい目に遭う、そんなことは避けたい。まずは侵略をされない、攻撃を受けない体制作りが急務」などと訴えた。

東京選挙区には立憲民主党の蓮舫、公明党の竹谷とし子、共産党の山添拓、自民党の朝日健太郎の現職4氏に、アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで自民党公認のタレント生稲晃子、立民の松尾明弘、ファーストの会・荒木千陽代表、れいわ新選組の依田花蓮ら新人各氏が立候補を予定している。参院選は6月22日公示、7月10日投開票が有力となっている。