昨年の総選挙で大阪の選挙区で落選、今回の第26回参院選に比例区で立候補して当選した立憲民主党の辻元清美氏(62)が10日、フジテレビの選挙特番「Live選挙サンデー2022」(午後7時58分)に生中継で出演した。

日本維新の会との激突を避けて、大阪の選挙区ではなく比例区から出たことに、ゲストの日本維新の会元代表の橋下徹氏(53)が「大阪の選挙区で出て勝負をして欲しかった」と言うと、辻元氏は「私も相当悩んで考えた。初当選から25年で、厳しい結果をいただいて、今後どうすればいんだろうと考えた。日本全国が傷んでいる中で、いろいろな法律を作ってきた。政治活動が後半になって、どういう活動をしたらいいのかと考えた。私は全国のNPOをつないできた。参院は任期も長いので、今後のことを考えて“全国”という決断をした」と話した。

宮根誠司キャスター(59)が「政治生活の晩年」という言葉を使うと、辻元氏は「晩年って言わないで。それはアカンで」。次の衆院選まで待たなかったことについては「今の日本では3年待てない。すぐに働きたいと思った。参院で力を尽くしていきたい」と話した。

橋下氏が「全否定の姿勢じゃ野党は強くならない」と指摘すると、辻元氏は「言うと思った。仕事を見てください。参院は衆院と違うことがあると期待している」と話した。

昨年10月衆院選の同局特番で、橋下氏に「好きや」とラブコールを送ったことを指摘されると、辻元氏は「いやいや、かわいげがある」と再ラブコール。橋下氏が「連絡がない」と言うと、辻元氏は「橋下さんから呼んでくれたら行くよ。強い野党を作りたいのは一緒。日本が傾きかけてるから。そこは橋下さんと一緒」と話した。

同番組は「Mr.サンデー」(日曜午後10時)キャスターの宮根と「Live News days」(月~金曜午前11時30分)の月、火曜キャスターを務める宮司愛海アナウンサー(30)が、17年の衆院選以来5年ぶりにコンビを組んでメインキャスターを務める。

開票コーナーのキャスターは「Live News イット!」(月~金曜午後3時45分)キャスターのの榎並大二郎アナウンサー(36)と「Live News α」(月~木曜午後11時40分、金、土曜深夜0時10分)の月~水曜キャスターの三田友梨佳アナウンサー(35)が、昨年の衆院選特番に続いて担当する。

ゲストは社会学者の古市憲寿氏(37)とタレント井上咲楽(22)。

8日に選挙応援に行った奈良で銃撃されて亡くなった安倍晋三元総理(67)も出演予定だった。