立憲民主党から参院比例選に当選した辻元清美前副代表(62)が14日放送のニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演し、銃撃のため67歳で亡くなった自民党の安倍晋三元首相への思いをあらためて語った。

辻元氏は銃撃の一報を聞いた時を「信じられなくてぼうぜんとした」と回想。一時は、選挙運動をする気にならなかったという。自身も議員活動中に事務所の不法侵入者などの被害を受けたことなどから、言論者に対する暴力は「あってはならないことだ」と銃撃を非難した。

さらに安倍氏との関係について「若手のころから対極の考え方だったが、今思えば言葉で議論を交わすことができる存在であり、まさに、これこそが民主主義である」と回願。お互いの存在をかけて議論してきたからこそ、今は喪失感があると語り、安倍氏には「ゆっくり休んでほしい」と言葉を送って締めくくった。