28日午後4時50分ごろ、群馬県前橋市の住宅兼会社の敷地内で、この家に住む小学3年作山由奈さん(8)の頭に、フォークリフトで持ち上げたパレットが、約3メートルの高さから落下して当たった。作山さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

群馬県警前橋東署によると、作山さんの父親(42)が、パレットに荷物を持ち上げるようのスリングベルトを結んでつるし、ブランコのようにして作山さんらきょうだいを遊ばせていた。父親はブランコのようにして遊ぶのは今回が初めてと話しているという。遊び始めたのは事故が起きる約10分前からで、父親は事故当時フォークリフトに乗車していた。

フォークリフトは仕事で使うもので、パレットは木と鉄でできている。厚さ約26センチ、縦横約2メートルと約1・1メートル。重さは約100~150キロとみられる。署が落下の原因を調べている。