米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新型機「14」シリーズが16日、日本で発売される。カメラの性能が向上したほか、気圧計や加速度センサーで交通事故などの衝撃を検出して、緊急連絡先に発信する機能などが追加された。

14シリーズは全4機種。6.1インチの画面を備えた「14」が11万9800円から。3つのレンズがついた「14プロ」は14万9800円からで、「14プロマックス」は16万4800円から。サイズが6.7インチの「14プラス」は13万4800円からで10月7日に発売する。

一足先に14シリーズを手にして体験した携帯電話ジャーナリストの石川温(つつむ)さんは「プロとプロマックスはカメラが大幅に進化している。暗いところでも明るく撮影することができるようになった」と話した。一方で無印の14については「なかなか13との差を見いだすのが難しい」とした。円安の影響による価格高騰を受けて「買い替えるのは、値下げした13シリーズにするのも選択肢だと思います」と話した。【沢田直人】