日本維新の会の中条きよし参院議員が9日、国会質疑デビューした。政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会に出席し、冒頭で「初めてでございますので不手際があるかも知れません。ございました時には大変、気が弱いので先生方のやさしい、緩やかな対応をお願いします」とあいさつした。

中条氏は最高裁裁判官の罷免に関する国民審査の方法について「(用紙の裁判官名に)丸印をつけた票は無効となり、印のない票は信任票にカウントされるなど非常に分かりにくい」などと質疑を約10分間行った。

歌手で俳優の中条氏は「こちらのマイクは手に持てない(笑い)、まだ時間の調整も分からない。自分が座る席も分からなかった」とジョークを交え、緊張の面持ちで振り返った。