WBC日本代表のソックリさん集団の「ちょいまねジャパン野球部」に待望のオオタニさ~んが加わった。

ちょいまねリーダーでヌートバー担当(ノートバー)のお笑いタレント、クロワッサン。(41)が「主役のオオタニさ~んがいない。大募集しまーす」と必死に訴えたところ、3人から問い合わせがあった。諸条件をクリアした都内在住の松岡由紘さん(33=会社員)が「太谷(ふとったに)翔平」として6日、東京・築地の日刊スポーツをメンバー16人と訪れた。

野球歴ゼロながら高校時代に京都府の水泳大会で優勝経験のある松岡さんは「9日の中国戦しか考えていません。必ず優勝します」と言葉に力を込めた。6日は阪神との強化試合で“本家”は2本塁打6打点。クロワッサン。は「膝をついた打法はマネポイント。ちょっと緊急で強化合宿しないと」と興奮していた。

初めて松岡さんに会うメンバーは「おお~、目のあたりが雰囲気あるネ」「チャームポイントは大きなおなか」「前向きな気持ちがあればいい」と温かく迎えいれた。

さらに先発の一角とされる佐々木朗希投手(21)の担当が不在ということでメンバー内で“配置転換”も決行される。左脇腹を痛めて辞退することになった鈴木誠也外野手(28)担当(鈴木しっかり誠也)のお笑いユニット「く~ぽん」フルカウント千葉(35)は胸部から腹部にかけて包帯を巻いて渾身(こんしん)のモノマネを敢行しながら「こうなったら朗希やります。先発予定とされる11日のチェコ戦までに佐々木朗希に寄せる。オレもモノマネ二刀流でいく」と佐々木への路線変更に集中していた。

メンバーの気持ちもかなりアゲアゲで、ここのところ侍ジャパン内でも人気急上昇中の宇田川優希投手(24)の担当(宇田川超優希)のお笑いタレント、膝小僧お仕置きストしんぺー(30)は「宇田川選手のSNSに投稿していたら、なんと公認をいただきました。死ぬ気で応援しますっ」と叫んだ。

このほか、伊藤大海投手(25)担当(伊糖大海)の石崎司さん(27=焼き肉店経営)、宮城大弥投手(21)担当(宮城太弥)のお笑いタレント、スガモ智之(43)、高橋奎二投手(25)担当(高橋奎似)のお笑いタレント、さかともg(32)、吉田正尚外野手(29)担当(吉田まさか)のお笑いタレント石井ミカン(30)も新たに合流した。

さらに「侍ジャパン公認サポートキャプテン」中居正広担当(中居正狭=まさせま)のお笑いタレント、モリタク!(39)、日刊スポーツ評論家でもある里崎智也さん担当(たけのこの里崎智也)でサッカー日本代表FW浅野拓磨のマネもしていたお笑いタレント、オオシロ大魔神(31)、WBC出場歴はない日本ハム新庄剛志監督に「ビックリボス新庄」としてふんした、哀川翔のモノマネで知られる、あいかわい翔(57)も現れた。

2月13日の日刊スポーツ社会面で、クロワッサン。が「主役のオオタニさ~んがいない。大募集しまーす」と必死に訴えたところ、この日のオオタニさ~んのチーム合流につながった。この日は日刊スポーツが77年前の1946年(昭21)に創刊号を発刊した記念日でもあり、クロワッサン。は「日本代表優勝の願掛けの意味も込め、創刊号発刊のこの日、狙い撃ちでやってきました」と話した。

メンバーは東京タワー横のスタジオ「スターライズタワー」(東京都港区)で行われるパブリックビューイングに参戦する予定で「みなさん、一緒に応援してアツくなりましょう」とメンバー全員で呼びかけた。【寺沢卓】