青木政憲容疑者(31)は、県公安委員会から猟銃や空気銃など計4丁の所持許可を得ていた。長野県猟友会の会員だが、これまで2015年に入会して翌16年に退会、17年に再入会して19年に辞めており、昨年再々入会して現在に至っていた。地域での害獣被害が出た際に出動する中野市猟友会への登録はしていなかった。

警察庁や環境省などによると、猟銃を所持するためには「銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)」に基づき、住所地の都道府県公安委員会から「猟銃・空気銃所持許可証」の取得が必要。主な手続きは、銃砲所持許可申請、講習会の受講や考査、技能検定に合格する必要がある。