暴力行為法違反などの疑いで逮捕されたガーシー(本名・東谷義和)容疑者の弁護人を務める高橋裕樹弁護士が5日までにYouTubeチャンネルを更新。滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から帰国したガーシー容疑者と面会した際の様子などについて語った。

高橋弁護士はガーシー容疑者と約1時間にわたって接見したといい、「正直、いつも通りでした。メンタルとか心配な部分もあったんですけど、そこについてはやっぱり強い方だなと思いました」と伝えた。

UAEからの出国に関しては、「みなさん、一番聞きたいと思うんですけど、ここについては正直、お話しできない。UAEと東谷さんとの関係があるので、そこについては言えません」としたが、「お金に困って日本に帰ってくるとか、収益を絶たれたからとかビジネスがなくなったからとか、そういう意味でやむなく日本に帰ってきたという話ではありません。そこは明確にNOと言わせていただきたい」と一部の臆測を否定。また「東谷さん自身が空港に直接行って、パスポート的なものを示して入国しています。なので、ひろゆきさん(西村博之氏)のツイートで旅券法違反だって書いてありましたけど、旅券法にはなりません。明確に帰国についての許諾を得て出てきているので」とした。

ガーシー容疑者は成田空港で笑顔も見せていたが、急転直下の帰国となったことについてガーシー容疑者本人が「正直、ホッとした気持ちがあります。もう日本に帰ってこなくていいかなと思っていたが、母国日本の土地を踏んでスッキリしたという気持ちとホッとしたという気持ちが強いです」と話していたという。また、報道陣が押し寄せた光景を目の当たりにし、「『マスコミすごいですね』というような話を警察の方々としている時に顔がほころんでしまった」と説明した。

また、ガーシー容疑者に要望を尋ねたところ「僕は子どもの頃から『ジャンプ』を読んでいたので、差し入れができるならお願いします」と言われたことを明かし、手にした漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の最新号を示して、「もう買って、明日には差し入れをしようかなと思っています」と話した。