東京都板橋区は6日、5日に開催した「第64回いたばし花火大会」で発生した火災について、公式サイトで経緯や見解などを発表した。

プログラムの1つである花火「大ナイアガラの滝」の実施中、下草が燃えて、河川敷の約2000平方メートルが延焼したことを報告。「火災発生に伴うけが人の発生はありません」としている。

花火大会の中止は「来場者の安全の確保が難しいと判断」したことが理由。火災の発生原因は「志村消防署及び志村警察署において調査中」で、今後の対応は「消防署・警察署による調査を踏まえ、火災の発生原因を特定・確認し、再発防止策を講じる」という。

最後に区の公式見解として「皆さまが楽しみにしていた花火大会で火災を発生させてしまい、大変申し訳ありません。消防・警察による調査を踏まえて、今後はより安全な実施に努めてまいります」としている。