将棋の羽生善治九段(53)が27日、X(旧ツイッター)を更新し、「第1回達人戦立川立飛杯」についてつぶやいた。

「先日行われた達人戦立川立飛杯にはたくさんの皆さまにお越し頂き誠にありがとうございました。

23日のプレイベント(昼食会、縁台将棋、ぐるぐる将棋、前夜祭)から24日、25日の本戦対局までかなり盛りだくさんの3日間でした。会場となりました立川ステージガーデンはアリーナ型の会場で公開対局に適した素晴らしい場所でした。幸いにも優勝することが出来て嬉しく思います。

表彰式であれほど笑い声があったのは自分にとっても初めての事でした。

とてもありがとうございました」とした。

50歳以上の棋士54人による勝ち抜き戦として初めて創設された公式戦で、6月の日本将棋連盟会長就任後、公式戦で初めて優勝して「初代達人」となった羽生九段は、表彰式で羽生会長から表彰状を受けるというコントのような一人二役を演じ、詰めかけた約600人の観客を笑わせ、大きな拍手を受けていた。