CBC特別解説委員でジャーナリストの石塚元章氏が24日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に出演。自民党の宮沢博行衆院議員が25日発売の「週刊文春」に不倫問題を報じられる見通しであることを念頭に、24日に突然議員辞職願を提出したことについて言及した。

番組では宮沢氏が昨年12月に自民党裏金問題をめぐり『安倍派から口止めされた』などと暴露するも、自身も政治資金収支報告書への不記載が132万円あることが明らかになっていたことなどを伝えた。宮沢氏は「不記載資金の流用は断じてない」としている。

石塚氏は「議員を辞めるっていうと、まだいろいろ出てくるかもしれないってところを見ないといけない。例えば、女性問題も単純に女性と付き合ってたという話だけなのか、例えば公用車使ってとか、お金はどこから出したとか。そういう話も絡んでくると、もうひとついかがなものかが、ついてくる可能性がある。それは分かりませんけど、過去の例で言うとそういうのが問題になった」と指摘。

その上で「議員を辞めたから全部ぶちまけてくれるのかっていう話がありましたけど、両方あって。確かに肩書きがないからぶちまけられる時と、議員っていう肩書きを背負っていると『議員なんだからちゃんと言ってくださいよ』って責められるんだけど、辞めちゃうと『私もう一般人ですから』って言って逃げちゃう。これも過去には例があるのでどちらなんだろうって言う感じがします」と話した。