政治ジャーナリストの後藤謙次氏が5日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に生出演。「コメ担当大臣」との呼び名もある小泉進次郎農相と、今夏の参院選について解説した。

後藤氏によると、小泉農相の抜てきは5月下旬の江藤拓前農相の失言による更迭の後、石破茂首相と森山裕幹事長の合意によるもので「小泉さんの突破力、発信力で、参院選なんとか生き残ろうじゃないかという点までとの狙い」も強調。「今、小泉さんが中長期の政策を言い出しているのは、やや危うい」と指摘した。その理由として「今は価格問題に徹底する。ここから先の、減反どうするの、とか、そこまで行くと参院選で、農家の造反が起きたりする」とした。

また「消費者と生産者のバランスをどう取るか。食糧の保証という総合戦力がないと、小泉さんが袋だたきに遭う」と指摘。現状は「期限付きの農水大臣」として、参院選の結果次第では「自民党政権が続くかどうか。石破政権が続いても内閣改造の圧力があって、小泉さんが農相で居続けられるかどうか、保証はない」とした。

後藤氏は、「農水省が官邸に報告した話」も披露。「今、米は3段階ある。消費者が一番欲しているのは6割が銘柄米、2割がブレンド米、2割が備蓄米。日本のある種の格差社会が米の価格に反映されている。6割が高い米を買いたいから、高い米を持っている人は値下げしません。だから、下げ圧力を小泉さんがどこまで引き出せるか。非常に短い期間で結果を出せないと、小泉さんの苦しい状況になる」と解説していた。