将棋界のトップ棋士が公開対局で全国を転戦する勝ち抜き戦「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)」1回戦第3局、豊島将之九段(35)対広瀬章人九段(38)戦が26日、札幌市にある「札幌コンベンションセンター」で始まった。先手後瀬章人手を決める振り駒は歩が3枚出て、広瀬が先手、豊島が後手で相掛かりに進んだ。両者の対戦成績は広瀬15勝、豊島14勝。直近5局は広瀬がすべて勝っている。

JT杯は、前回優勝の渡辺明九段、今年2月末の時点でタイトルを保持していた藤井聡太7冠、伊藤匠叡王と、前年度の賞金ランキング上位者の計12人が参加し、公開対局で全国各地を転戦する。今回は6月21日(岡山市)に開幕して佐々木勇気八段が羽生善治九段を下した。同28日(仙台市)には山崎隆之九段が山々忠久九段に勝った。

優勝賞金500万円。持ち時間は各10分。使い切ると1手30秒未満で指さなければならない。ただし、1分単位で計5回の考慮時間がある早指し戦。