自民党の高市早苗・前経済安保担当相(64)は18日、国会内で取材に応じ、党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補する意向を表明した。また、表明に先立ち、決選投票で石破茂首相に敗れた昨年の総裁選で支援を受けた党最高顧問の麻生太郎元首相と面会した。
高市氏は報道陣の取材に「私、高市早苗は、きたる自民党総裁繊維に立候補する決意を固め、明日、政策の記者会見を開かせていただきます」と述べた上で「今必要なのは、みなさまの暮らしや未来への不安を夢や希望に変える政治であり、日本が直面するクライシスを克服するための強い政治でもあります。また方向性を指し示す政治。そして安定した政治です」と語り「そのために、私、高市早苗、命がけで頑張ってまいります」と口にした。
麻生氏とどんな話をしたのか問われると「先ほど、麻生太郎元総理に面会させていただく機会を賜りました。いよいよ、明日が記者会見でございます。前回もお世話になりました。私としてのごあいさつ、決意をお伝えにまいりました」とだけ語った。昨年は支援を受けており、今回も支援を要請した可能性がある。
高市氏は、総裁選で訴える具体的な政策については19日の会見で明らかにする方針。
高市氏は、石破茂首相(党総裁)が辞任表明する前の今月2日、党本部で開かれた自民党両院議員総会でメディアの取材に応じて以降、公の場所にほとんど姿を見せず、総裁選に関する発言もしておらず「沈黙」を続けていた。水面下で政策を練り上げ、電話で同僚議員への支持呼びかけを行っているとの見方が出ていたが、ようやく沈黙を破った形だ。
総裁選には、茂木敏充前幹事長(69)と小林鷹之・元経済安全保障相(50)がすでに出馬会見を開き、林芳正官房長官(64)は、16日午後に記者会見する。小泉進次郎農相(44)は20日に出馬会見を予定している。高市氏を含めた5人の戦いの構図となる見通しだ。

