参政党の神谷宗幣代表は24日、国会内で取材に応じ、政策覚書を交わした新人候補を支援している宮城県知事選(26日投開票)の手応えについて問われ「考えていた流れをつくれており、上々だ。十分に現職に勝てるところまではまだいっておらず、最後は追い上げてしっかり勝ちたい」と述べた。
同党は、現職で6選を目指す村井嘉浩知事(65)に対し、当初独自候補擁立も探ったが、最終的に自民党参院議員を務めた無所属新人の和田政宗氏(51)との間で政策覚書を締結。神谷氏や所属議員が応援に入るなど、支援を続けている。
同党が県知事選にかかわるのは今回が初めて。神谷氏は「かかわったことで、我々がどこまで選挙を変えられるかは、これからの首長選挙に関わるかどうかを占う大切な選挙」と、今回の知事選の位置づけを語った上で、「村井知事が今まで続けてこられた水道の民営化や、外交人の積極的な受け入れに関しては、NOを突きつけている。勝つか負けるかで、他の都道府県の知事さんたちも政策について立ち止まって考えるきっかけになるのではないか」と主張した。
神谷氏と村井知事の間では、7月の参院選期間中の神谷氏の発言をめぐる「因縁」がある。神谷氏が仙台市での街頭演説で、県の水道事業に関し「外資に売った」という趣旨の主張をしたとして、県側は問題視。事実誤認として謝罪と訂正を求め、抗議文を出したが、神谷氏はSNSに発言の意図を記した上で、謝罪の必要はないとの認識を表明していた。
神谷氏は25日の選挙戦最終日に、自身も応援に入ると述べた。
一方、村井知事に関してSNS上で一部、事実に基づかない情報が拡散されていると指摘を受けると、「それは良くない。参政党もデマを流されている。事実に基づいた批判はいいと思うが、事実に基づかない批判や個人的な誹謗(ひぼう)中傷は、絶対に良くない。我々も気を付けて発信していきたい」と述べた。
知事選にはいずれも無所属新人で、自営業の金山屯氏(85)、元同県議の遊佐美由紀氏(62)、元同県角田市職員の伊藤修人氏(33)も立候補している。

