「男の美学」第1回のテーマは「ひげを制して男を上げる」です。

 大塚

 堅い仕事の方だと難しいかもしれませんが、ひげを生やした男性もすてきだなと思います。似合っているとかっこいい!

 KUBOKI(以下、K)

 僕もひげを生やしていますが、いろいろ便利ですよ。何というか、顔に「形がつく」感じ。例えば、もみあげからあごのライン全体を細く囲むように生やすだけで、黒のフレーム効果で顔が小さく見えます。もみあげの幅が目安になります。口ひげを生やし、上側と左右の下側を少し削ると、たるんだ顔も上がって見え、すっきり精悍(せいかん)な印象になります。左右は口角(唇の端)のラインより上でカットするようにしましょう。形を作っていくのはT字カミソリ、2枚刃のものがいいです。4枚刃など枚数が多いものは、小回りが利かなくて難しいんです。

 大塚

 女性がメークをする代わりに、男性にはひげという小道具があるんですねえ。

 K

 でも、1歩間違うと、これも清潔感がなくなるので注意が必要。長すぎたり、ボサボサと無秩序に生やしっぱなしはNGです。実際に5㍉以上伸ばしていると雑菌が繁殖しやすく、洗顔料のすすぎ残しによる肌あれも起こりやすい。ひげの部分の肌が赤くなっていたら、潔くそってしまいましょう。

 大塚

 なるほど。でも適度な長さのひげって、どうコントロールするんですか?

 K

 電動トリマーを使えば簡単ですよ。ミリ単位で自在にコントロールできるし、最近はT字と電動トリマーが一体になったカミソリもあります。形はT字で作っても、電動トリマーのデザイン機能を使ってもいい。

 大塚

 最後に…。ひげが似合う顔、似合わない顔ってあるんでしょうか?

 K

 二重まぶただったり頰骨が張っていたり、顔に立体感があると、ひげがなじんで似合いますね。逆にフラットな顔立ちだと、ひげがモサッと浮いて、不潔に見えてしまうことも。また、ひげが薄い人は無理にデザインせず、無精ひげの長さを整える程度にするとかっこよく見えますよ。

 大塚

 キレイにそるか、整えつつ生やすか。この2つが、ひげで男を上げるカギですね。

 第1回おわり。

 [2013年10月28日14時21分]

 【ひげが薄い人→無精〝風〟ひげ】3、4日ひげを生やしっぱなしにした後、電動トリマーで3㍉程度の長さに整える。