静岡市「清水港海づり公園」の供用(暫定)が4月29日、始まった。この日ウキフカセで朝からサオを曲げ続けたのは斎藤庸三さん(藤枝市)だ。クロダイ39~44センチを午後2時までに9匹。「十分すぎるぐらい満足」と白い歯を見せ、「こういう場所ができたのはありがたいこと」と感謝した。

この釣り20年超でメーカー(マルキユー、ウキ工房、金龍鉤)テスターも務めるベテランは「周りにコマセ釣りの人がいない所」に釣り座を構えた。オキアミ3キロにチヌパワー激ツブ、同V9徳用、同V10白チヌを各1袋とBチヌ2半袋を配合したコマセを使用。「クロダイを足止めさせる」作戦が大当たりした。

ベタ底(タナ=魚の遊泳層)で誘った。前半は、くわせオキアミスペシャルL、反応の薄らいだ後半はハイブリッドクロス(練りエサ)F2で食わせた。ウキ止めを使わない全遊動仕掛け。サオ先や道糸でアタリをとる。エサのかじられ具合などから「ずっと気配がある」を釣果につなげた。ウキフカセは他に山梨誠己さん(静岡市)らもクロダイやメジナをキャッチした。

他釣法はサビキに小型イワシ(カタクチ、ウルメ)が連掛け。“鈴なり”シーンも見られた。タナは底層。豆アジやムツ子が交じった。アンダースローのチョイ投げにはキスが登場。20センチ級含みでサオ頭は7、8匹釣った。ライトルアー(ジグヘッドワーム)の石田遥紀さん(同)はガンゾウビラメを引き出して周囲を驚かせた。【倉橋徹也】

▼メモ サオは1人2本まで。仕掛け投入点は桟橋から10メートル以内。その他ルールなどは同市HPか現地表示を参照。今月上旬の開園予定は3~6日と9~10日。開園状況はX「静岡市清水港海づり公園」で発信。管理事務所(電話070・5690・6764)。