「自ら釣った魚300種類を主食に生活する」ことを掲げる、さかな芸人ハットリくん(29)が、このほど東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

 4月1日から千葉・館山市を起点に“釣り主食行脚”に入った。自分で釣った魚以外で口にするのは水と野菜ジュース、塩やコショウなどの調味料だけ。釣った魚はもちろん自らさばく。初日館山で釣った2匹のブラックバスは、煮付けと干物にした。皮はあぶり、骨はせんべいに、胃袋はチャンジャにして完食した。

 “釣人生活”の遠征費や飲料代などは、魚をネタにした芸で工面し、館山-仙台-青森と東北-金沢の釣り場を渡り歩いてきた。釣った魚は約75種類、そのうち70種類ほど食した。7月中旬からは西日本で、新しい魚にチャレンジする計画。「年内に300種類を釣り上げ、書籍や図鑑を制作してみたい」。大きな夢を釣り上げようと、今日も竿(さお)を出し続ける。

 ◆7月8日 下北沢の祭りにライブ出演。

 ※「4356情報」では、ハットリくんの近況を随時掲載していきます。