「えびなラグビーサポーター」結団式が5月26日、海老名駅駅間芝生広場で開催された。神奈川・海老名市はラグビー・ワールドカップ(W杯)ロシア代表の公認キャンプ地。同市ではロシア代表へのおもてなしと、W杯を盛り上げる目的で「えびなラグビー応援団」結成を呼びかけていた。当初300人の予定が、市民395人が応募し、この日の結団式となった。倉橋正美団長は「W杯をこんなに認知していただいてうれしい半面、責任の重さを感じた」と話した。

結団式では元日本代表で第1回W杯で主将を務めた林敏之氏が登壇。トークショーでラグビーの魅力、ロシア代表の紹介、W杯での日本の展望などを語った。また、元日本代表の広瀬俊朗氏が発起人となり「肩を組んで国歌をうたってその国をおもてなしする」というプロジェクト「スクラムユニゾン」活動の一環として、女優田中美里によるロシア国歌の練習が行われた。

さらに、会場ではロシアの揚げまんじゅう「ピロシキ」が販売されるなど、認知度アップに一役買っていた。「えびなラグビーサポーター」は10月9日のロシア-スコットランド戦(静岡・エコパ)に向け、ロシア応援バスツアーを計画。倉橋団長は「予定ではバス6台を準備して、300人でロシアを応援したい」と意気込んでいた。