女子ラグビー7人制の関東チャンピオン、関東学院六浦高が、オーストラリアの女子高生を39-0で破った。9月28日、東京・武蔵野陸上競技場で開催された親善試合で躍動した。

手足が長く、個々のパワーとスピードに勝る相手に対し、組織的な攻撃と防御で圧倒した。キャプテンの粂日向子さん(3年)は「3月にニュージーランド遠征して、先週もオーストラリアのチームと試合しました」と、外国人との試合に萎縮など全くない。「10月に全国大会を控えているので、4月のサニックスワールドユースでは3位だったので、私たちの目標である日本一に向けて、いい練習試合になったと思います」と言い切った。

3年生の牛嶋菜々子さんも「この機会は自分よりも大きな選手と試合ができるので、コンタクトとか、挑戦できる良い機会でした。中学生の時に準優勝。まだ日本一がなくて、今年の全国大会で日本一になりたい」と意気込む。2年生の篠原憩さんは「悔し涙を流したことが多かったので、優勝して、うれし涙を流したい」と目標を共有。全国大会は10月26、27日に熊谷ラグビー場で開催される。