昨年の秋華賞を制したアカイトリノムスメ(牝4、国枝)が12日付で競走馬登録を抹消となった。通算8戦4勝。JRA重賞は他に21年クイーンC(G3)。付加賞を含む総収得賞金は2億2268万円。今後は繁殖馬となる予定だが、けい養先は未定。

明け4歳初戦を予定していた阪神牝馬Sでは本馬場入場後に右後肢ハ行のため競走除外となり、右第3趾骨骨折が判明していた。

国枝師は「アパパネの子で個人的に思い入れがあった馬でG1も勝ってくれた。これから、と期待していただけに引退は少し残念ですが、繁殖牝馬としてすごくいいものがあると思うので、いい子を出してくれると期待しています」とコメントした。