良血が兄姉に続いた。18年有馬記念優勝馬ブラストワンピースの全弟ブラストウェーブ(牡、大竹、父ハービンジャー)が単勝1・3倍の断然人気に応えた。

横山和騎手と道中は2番手を追走。しぶとく粘る逃げ馬を競り落とし、2着馬イッツオンリーユーの差しも退けた。首差の勝利だが、着差以上の強さを示した初陣だった。勝ち時計は1分50秒9。

横山和騎手は「スッといいところに出して、2番手。王道の形ですね。最後に(2着馬が)来ているけど、見た目以上に余裕がありました。4角で踏んでいった時に、動きがバラバラッとなった。まだネジが締まっていない感じです。なので、逆に伸びしろがありますね。優等生で勝つことができて、よかったです」と振り返った。

レース後の口取り撮影で、厩舎オリジナルのキャラクターがプリントされた馬服をまとうと、ウイナーズサークルに詰めかけたファンからは「かわいいー!」などの声が上がった。大竹師は「重賞を勝った時と新馬を勝った時に着せるんですよ」とニッコリ。「ブラストワンピースは脚元に問題があったり、背肉がなかった馬だったけど、そういうところが調整過程においてはない。やりやすいですね」。

今後は札幌2歳S(G3、芝1800メートル、9月3日)などを視野に入れつつ、状態面を見極めてレース選択される予定。

先週は巴賞を半姉のホウオウピースフルが勝っており、2週続けて母ツルマルワンピースの子が函館の地を沸かせた。